ままま
ラジオ

VOL16.地域の給食を、地域の野菜で
ゲスト:萩原英幸さん(農家/JA東京むさし小金井地区青壮年部部長)
農家さんであり、JA東京むさし小金井地区青壮年部部長の萩原英幸さんをゲストにお届けします!/収録場所は、わくわく都民農園小金井のラウンジ/キーワードは、都市農業のリアリティ/畑仕事をしながら、市民農園の講師、収穫体験や小学校の授業まで、いつも活動的な萩原さん/キーワードは、地域の学校給食の自給率/給食を地場野菜で/小金井で野菜を育てていることがまだまだ知られていない/畑に投げ入れられてしまうゴミ/畑と防災/理解と交流の舞台としての畑/畑に入るお作法/学校で授業をしたら、畑にいると子供たちが声をかけてくれるようになった/食べてもらえるその相手の顔が浮かぶとつくるモチベーションが湧く/生産と消費の本来のあり方/畑でキャンプしたことがある/キーワードは、農地貸借/守る努力をしないとなくなる都市農地/郊外で自然と向き合う農家さん/大変さも含めて自然とともにいることを味わいたい人が増えている/2018年から貸借可能になり新規就農者も増加/食の地産地消、学びの地産地消/空き農地の使い方/農地を貸す側への理解も広めたい/畑をやってみたい人と一緒に給食用の野菜を育てる活動を来年はじめます/プレ企画として給食用じゃがいもの収穫企画やります/募集詳細はまちおこし協会のサイトやSNSへ/食べごろが渡せるうれしさ/「身土不二」/立場を超えたコミュニケーションの場としての公開ラジオ収録していきたい
[update.2022.12.7]

ミュージック:マスター木村
収録会場:わくわく都民農園小金井

VOL15.つくるという行為を幅広く捉えることの可能性
ゲスト:佐藤桃子さん(VIVISTOP)
VIVISTOPの佐藤桃子さんをゲストにお届けします!/収録場所は、東小金井駅と武蔵小金井駅の間の高架下にあるナレッジルーム/作ったり壊れたものを作り直したりできるシェア工作室「VIVISTOP for Bricoleur」/つくることへの気軽さが守られている場/気持ちや物など場所が面白くなるように関わってもらえたらうれしいな/高架下でペンキ塗ったり木を切ったり、それが街の景色になって、つくると思ってもみなかった人とつくることが当たり前なひとが交わる所になったらいいと思うんですよ/ふらりと道具を持って来るおじいちゃん/頂いた羊の原毛からはじまる興味と会話/実はこのエリア糸の紡ぎ手が多いんですって/トラディショナルなものとテクノロジーのものを軽やかに行ったり来たり/三時間糸紡ぎし続ける子たち/私がやりたいことをためらわない、それが誰かのやりたいことになったらいいなって思うんです/つくりたいひとが必要に迫られて、教えるくらいでもいいのではないか/「反毛」とは?/つくる行為の片手落ちさ/やってみたいから道具もつくる/使える状態になっている材料は誰かが使える状態にしてくれている、買うばっかりだとそれに気がつけない/手を動かして形にするって元気出ますよね/街でウールを集めて「反毛」体験屋台をやりたい!/つくる工程の後や先への想像力が広がるきっかけになる活動を目指して/ヘルシーな社会分業/教えるというより楽しみ合う、その匙加減の難しさ/自分たちの手で実験できることを大切に/些細なことほど話したい/現代のブリコラージュを極めたい/営みを取り戻していくタイミング/是非遊びに来てください!
[update.2022.11.8]

ミュージック:マスター木村
収録会場:中央ラインハウス小金井ナレッジルーム「VIVISTOP for Bricoleur」

VOL14.人間は絶対幸せじゃなきゃいけないんだよ
ゲスト:藤井健志さん(宗教社会学者・東京学芸大学名誉教授)
宗教社会学者の藤井健志先生をゲストにお届けします!/わくわく農園のラウンジにて公開収録/人文知による街づくり/そんな思いから「市って辻ってコモンズってなんですか?」と藤井先生をお招きした初回まままラジオ/「ま」をなくす近代、「ま」をつくり直すポスト近代/大きな流通に乗らないから維持できる美味しさがある/たまたま居合わせた人と何かやるための作法/「市」というマーケットプレイスの自由さ/「人間は絶対幸せじゃなきゃいけないんだよ」と藤井先生/幸せな顔がいっぱい見られた「小金井まちあそび」/街にある畑は暮らしているみんなの財産/街は行政区分で区切れない/曖昧さを含んだエリアとして、いろんな人が入り混じる境目/ハエトリグモ同志の追いかけ合いの行く末/秩序だち過ぎたところに「ま」はできない/「ま」の周辺にクッションとして受けとめる人や空間が必要/記号化している言葉はあくまで出発点、そこから自分の言葉で語ってほしいな/死ぬときに生まれてきてよかったと思いたい、それ以外に生きる目的ってあるのかな/街中で冠婚葬祭を/どんな時に幸せなのか、心の中を探すことをもっとしたらいい/曖昧さは誰かの努力によってキープされている、そんなこともラジオで顕在化していきたい/「ま」抜けになっちゃいかん/1日1mmずつでも良い方向へ動けばいい/やってみたいことがある方是非お問い合わせください!
[update.2022.11.8]

ミュージック:マスター木村
収録会場:わくわく都民農園小金井

VOL13.コスモスとカオス、そのどちらも必要
ゲスト:小西公大さん(東京学芸大学教育学部准教授)
文化人類学者の小西公大先生をゲストにお届けします!/ビジネスも文化人類学の研究対象へ、という雑談からスタート/フィールドワークのはじまりは、18才のときのインド一周/インドの砂漠地帯でのトライブ青年とのたまたまの出会い/「人が繋がることってなんだろう?」というネットワーク研究へ/今日のキーワードは、フィールド/小西先生編著『人類学者たちのフィールド教育』/興味を持ったらそこがフィールド/そこにあるけれど見ていない見れていない/地元をフィールド化するということ/見慣れたものから新しい視点を見出す「馴質異化(じゅんしついか)」/インスピレーションハンティング/自走のための伴走という教育観/「プラットフォーム」と呼ばれているインドの縁側のような場所/ストリートの異種混淆/コスモス(秩序)とカオス(無秩序)の循環がいつの時代も必要/自己変容としての学び/好きなものを突き詰めたり曲がり道を楽しむ生き方、それが実のところ一番リスクヘッジになるのでは/インドのバス停とチャイ屋さんの相性の良さ/ついでを楽しむ/次は街中で公開収録しましょう/リスナーの方も質問や感想お待ちしております!
[update.2022.7.12]

ミュージック:マスター木村

VOL12.観光を学ぶ学生は、小金井の街をどうみたか?
ゲスト:立教大学観光学部西川ゼミのみなさん(植木さん、齋藤さん、舩津さん、武部さん、若佐さん、山崎さん、西川亮先生)
小金井を舞台にフィールドワークを発表された立教大学観光学部西川ゼミのみなさんがゲスト!/小金井の街の何が気になりました?/観光名所ではないけれど、名所はたくさんある/西川先生の専門である都市計画と観光の2つの領域をつなぐものは「らしさ」と「愛着」/砂利道が珍しい/ベッドタウンなのに観光を称する小金井市観光まちおこし協会が気になりインターンへ/今後、小金井の街でやってみたいことありますか?/地元やその歴史を発見の対象にするということ/冠婚葬祭ももともとは地域ごとだった、じゃあ現在のその姿は?/家と街の境界をゆるやかにできたら、街をより自分の場所と感じられるんじゃないかな/ゲームを手放すくらい、はちゃめちゃな遊びのできる空き地を作りたい/ライバルはテーマパークと思う心意気で/誰と歩くか、それが大事なのでツアーガイド文化を再解釈/地元の自慢は、友人を案内すると時に浮かび上がる/西川ゼミで作成した「地元観光診断チャート」/そもそも観光学部にどんな期待がありました?/街が抱える課題を解決する方法としての観光/街に対してお客さんでいるか、主人公でいるか/人との関わりの中で物事は生まれるから関わりを作り続けていきたいですね
[update.2021.12.25]

ミュージック:マスター木村
収録会場:小金井宮地楽器ホールスペース「N」

VOL11.街でインスピレーションを受けて、その街で表現する
ゲスト:さとうかいさん(「流ローカル」主宰/すみだ区のZINEプロジェクト「SHOE MEAN DUCK」メンバー/GAKU事務局)
小金井を舞台にZINEをつくり、「こがねいコモンズおひろめ会」で展示販売をした、さとうかいさんがゲスト!/そもそもZINEって?どんな想いで活動をしている?/『流ローカルのススメー小金井で友だちと何する?ー』というZINEの名前を紐解くところから/街のイメージを固定しないからこそ楽しめること/表現をする前にちゃんと生きる/いろんな方が歓迎してくれた/実際に訪れたお店を感謝とともにご紹介/服が好きな人がやっている服屋さん、服をすきな若者がそれを尋ねて盛り上がる/CoCoバスを降りたら夢のような世界だった/ちゃんと遊ぶって、本当は難しい/自分をセーブできる場所が街にあると冒険できる/街を仲間と歩き楽しむこと、ZINEはあくまでも結果/インターネットの顔の見えない情報よりも、誰かの愛をちゃんと感じたい/契約と信任って違うよね/異なる価値観の人と出会いたい/その街のZINEをその街で売ること/これから小金井の文房具屋さんで製本教室を開催予定!?/ひとりでは無理なことでも協力があるからできることってある/なにかやってみたい方、是非一緒にやりましょう!ZINEも読んでみてください!
[update.2021.11.18]

ミュージック:マスター木村
収録会場:小金井宮地楽器ホールスペース「N」

VOL10.面白いことって、ほとんど面倒くさいよね!?それ、ウェルカム
ゲスト:大森康雄さん(小金井市観光まちおこし協会理事/総合葬祭プランナー花会代表)
大森さんは、小金井市観光まちおこし協会の理事!総合葬祭プランナー花会(はなえ)の代表!/「心を贈る」/お葬式の時代性/地域で送るから家で送るへ/村八分、残りの二分はお葬式と火事/家でのお葬式は街の風景としてあった/寄り合いができるように作られていた家/クセがあるけど気のいい店主がいる街ってよくない!?/地元の店に連れて行って喜んでもらえるってうれしい、それが街の豊かさ/新しく入ってくる人を応援したい/そもそものところから話し合えたら、分かり合えないことってないんじゃないかな/リノベーション、DIY、楽しいことウエルカム/こうなったらいいなというアイデアを街にどんどん出していく/楽しくしたい、楽しくしようとすると大変になっちゃう/市制50周年のキャンドルナイト/こんにゃくで火を消す/協力して成し遂げることで生まれる人間関係/それぞれが得意なことを/「あいつが言うんだからしょうがない」ということの大切さ/街に「語り草」があること/受動的に巻き込まれながらも、関わるならその中で風を起こしたい/どう巡るか分からないけれどgiveする/煩悩もあるけれど公共性を持っていたい/「面白くてバカなことばっかりやっているでしょ、うち」って自慢したい/頭を下げるのが僕ら世代の仕事
[update.2021.9.7]

ミュージック:マスター木村
収録会場:小金井市役所市役所西庁舎

VOL9.まちづくりって、一体何をつくっているんでしょう!?
ゲスト:内田雄二さん(小金井市観光まちおこし協会理事)
内田さんは、小金井市観光まちおこし協会の理事!元・小金井市経済課!元・江戸東京野菜でまちおこし連絡会/はじめて小金井で一人暮らしをしたことで、街の中がよく見えはじめた/自立した生活者じゃないと地域のことが分からない/地域にからだをあずけないと見えないものがある/行政と市民の関係は、陳情型?共創型?/地域資産をどう街づくりに活用するか/小金井と江戸東京野菜/街並みをつくる/街の人の関係性や制度などは、街並みに現れる/子どもたちにとって故郷となるということの重み/こがねいコモンズのプロジェクトに期待したいこと/行政だからできること、できないこと/街の中間組織としての観光まちおこし協会の設立/予算はないならないで工夫したほうがいい/行政マンは、その地域に住んだほうが良い?/地域振興って、何を振興すること?/for all から by allへ/肩書きを外せる場、時間も必要/街で楽しむこととその背中が見えることが、呼び水になる/自分の街の祭りが一番という感覚は大事/参加するそれぞれの人が自分なりの意味を見出せたら/行政と民間の連携は重要、だけれども結局は人付き合い
[update.2021.9.4]

ミュージック:マスター木村
収録会場:小金井市役所市役所西庁舎

VOL8.街の面白さのためなら、相談はいくらでも乗りますよ
ゲスト:斉藤浩さん(小金井市観光まちおこし協会理事/亀屋本店代表/小金井市中央商店街(協)理事長)
斉藤さんは、小金井市観光まちおこし協会の理事!亀屋本店の代表取締役!小金井市中央商店街(協)理事長!/小金井に工場を構えていたジャノメミシンの社員だった/入社ほやほやで地域活動に参加/街には信頼関係が大切なのでは/「街の中であいさつし合える仲間を増やしていきたい」と「モノを売る商人の集まり から、地域コミュニティの担い手へ」/すぐには稼げなくても/北と南の公園へ回遊性/地域の井戸水、「黄金の水」の創設ストーリー/いい水に人が集まる/挑戦したい方へのメッセージ/個人や若い人たちにトライしてほしい/ジャノメ通りと農工大通りが、ゆったりした時間が楽しめるエリアになったら小金井が面白くなるだろう/会話できる街、会話したくなる人/家賃が抑えられている分、挑戦したい人が集まってくれたら/すぐには結果や成果は結びつかないとしても/点としての魅力と面としての魅力/面白くするためには、視点を広くとらないと/地雷を踏まないのも大事だけど、地雷を踏む人も面白い/みんなで作っていくのが好き/次の世代へどう引き継いでいけるか課題/若い人たちから教わることがある/アンテナや感受性の豊かな若い人ち地元の人を合わせていく/変わるべきところは何で、変わらないでいるべきところは何か/街に日中にいるのは商店の人/上手な仲間のつくりかた/地域は目的でもあり手段でもある/三方良しも大事、三方損も大切/なにかを成し遂げるためにどんな旗を立てられるか/相談はいくらでものりますよ、熱意と行動力を向けてもらえたら
[update.2021.9.4]

ミュージック:マスター木村
収録会場:小金井市役所市役所西庁舎

VOL7.「道草市」の生みの親!?江頭さんにその想いを尋ねて
ゲスト:江頭みのぶさん(PARITALY)
小金井市内の公園や農地で開催している「道草市」/そんな「道草市」の運営メンバーの一人であり発起人でもある、江頭みのぶさんをゲストにお届けします!/想いを、今後のことにいかせたら/まずは、開催したての「萩原さんのじゃがいも畑ツアー」の様子を/なんと、申込スタート2分で満員に!/コロッケがうまく作れないのは、じゃがいもの品種が理由かもしれません/農家さんとご近所さんの関係/農政課の方から江頭さんへの相談が、そもそものはじまり!?/生活の中の楽しみの一つになれたら/最初は「寄り道市」だった!?/「公園をもっと使ってほしい」と「自分の畑の近くで日常的な朝市をしたい」/会話しながら顔の見える人に手渡したい/畑がもつ可能性/普段の会話があるからこそ生まれる相談事や挑戦/ひと息つくこと/いい地域って会話の量が多いはず/街の若者が、その街で育つ/ゆるさが必要だけど、それは放っておいてできるわけではない/20年後の自分たちもこの街で楽しめるように
[update.2021.8.9]

ミュージック:マスター木村
収録会場:小金井市役所市役所西庁舎

VOL6.何かが勝手に生まれて育つ、豊かな土壌のような街を目指して
ゲスト:萩原修さん(つくし文具店店主/明星大学デザイン学部教授)
萩原修さんをゲストにお届けします!/気の向くままに収録開始/地域の緑をシェアするための地図/今日のキーワード、「地元をいかに舞台にしていくか」/サラリーマンを経てから、大人が寄り道したくなるコミュニティスペースとしての「つくし文具店」を再オープン/拠点をつくったら、自分に還れた/組織というものの怖さってあるよね/個人でもなく、大きな組織に所属するでもない、プロジェクトファームという働き方/組織を、大きくて硬いものから小さくても強くて柔らかいものへ/いい街であるためには、いい活動・いい仕事・いい関係性・いい個人が必要なのでは/一体、何をデザインするべきなのか?/仕組みをデザインするということ/個々が楽しみながらやりたいことをやってみる、面白い街ってその結果じゃないかな/外からの目線の必要性/地域に中間組織がある意味はあるのか?/郊外は寝て過ごすだけのための場所じゃないし、そもそも潜在的なプレイヤーがたくさんいる/とはいえ、なんで郊外が活動の舞台にならないんだろう?/尖った内容であることと万人に開かれていることは両立するのでは?/分からないからこそ面白いってあるよね/2012年創刊のフリーペーパー『ののわ』でのフレーズ「日常を旅する」の先見性/特定の誰かの思い通りにしようという思惑から離れた街づくり/郊外をもっと面白くできる方法を探っていきたい!
[update.2021.6.11]

ミュージック:マスター木村
収録会場:つくし文具店

VOL5.雑談は何か目的があってやるわけじゃないけど、そこから目的が生まれたり目的を叶えるときの足場になる
ゲスト:森田眞希さん(NPO法人地域の寄り合い所 また明日)、江頭みのぶさん(PARITALY)
「地域の寄り合い所 また明日」の森田さんと「PARITALY」の江頭さんをゲストにお届けします!/小学生の子たちが巣から落ちたカラスのヒナを見つけてさ/寄り合っているのが、人間だけじゃなかった/また明日、ありがとうと声を掛け合う/人には、本来必ず役割があるし、それが生きる源/わかりやすい発信はしていない、でも、台湾やスイス、それからアルジャジーラの取材も来たことがあるのよ/「匂い」で人がつながる、何かが始まる/森田さんと江頭さんの出会いのきっかけ、観光まちおこし協会の千葉さん/小金井市内の畑を巡り、移動販売、八百屋、惣菜屋で朝採れ野菜を届けている「PARITALY」/同じ業種の人だけのコミュニティーでは限界があるって気づいたのが東日本大震災/分野の横断が風通しを良くする/美味しい野菜を届けたい熱意と農家さんへの尊敬の想いから、心も体も動く/教育もまちづくりも、顔が見える相手の切実な課題を共に考えていくことを積み重ねていくことがいいんじゃないか/会いたいって思っていると会える、というのが地域/そもそもどういう社会にしていきたかったんだっけ?をみんなで考えるということ/自分が欲しかったり、困っていることが事業の起点/手間暇かけられているものを、あまりに簡単に受け取ってしまうことはいいことなのか?/どうでもいい話ができないってしんどい /やっぱり、美味しいものを美味しく味わう喜びの方へ/「しょうがないよね」って前を向く
[update.2021.6.8]

ミュージック:マスター木村
収録会場:NPO法人地域の寄り合い所 また明日

VOL4.観光まちづくり!?地元のこれから、観光のこれから
ゲスト:西川亮さん(立教大学観光学部准教授)
西川亮先生をゲストにお届けします!/本日のキーワードは「観光まちづくり」や「地元観光」/先生は都市計画をもともと研究されていた/オーバーツーリズムという、観光と都市の問題/観光を、される側の地域の立場で考えるということ/まちづくりと観光はどうつながる?/観光視点で街の良さを捉え直す/街の資源をどうつくり、どう使うか/学生が考えた「地元観光」、それをテーマに学生がフィールドワーク/小金井はどうでしたか?/コロナ禍で改めて考える観光の意味/郊外は、寝るだけのベットタウンではない/武蔵小金井駅の乗車率は約7万人から約5万人へ、ということは?/観光と街づくりをつなぐ”らしさ”/語り継がれてはいるけど、派手ではないもの/居住スペースにずっとただ留まるって難しい、それが人間/不要ではないし、不急でもないかもしれない、それが観光/大学が多い小金井、学生にとっての街の居心地の良さは案外あまり考えられていないかも/観光体験の可能性はもっと幅が広いはず/地元の人が地元を観光するということ/「地元観光診断チャート」をつくっています/地元を楽しむ人が、地元の楽しみをつくる人へ/このプロジェクトは新しい試みの受け皿/学生と街が友好関係であるといいな/結果だけを公開しがちだけども、雑談も含めてプロセスを公開していきたい
[update.2021.4.30 ]

ミュージック:マスター木村
収録会場:小金井宮地楽器ホールスペース「N」

VOL3.教育は美術!?地域はその舞台!?
ゲスト:石井壽郎さん(教育美術家・東京学芸大学教授)
石井壽郎先生をゲストにお届けします!/こがねいコモンズのメンバー氏原さんは「川口メディアセブン」の元館長さんで、石井先生とは古い付き合い/学生と一緒に小金井をフィールドワークする、その作戦会議/石井先生の紹介は難しい/教育=美術!?/自ずから湧いてくることがまず大切/アートは、美術館だけじゃなく、もっと足元にもある/学ぶこと、それ自体がアート/武蔵小金井駅前の大久保農園さんでの「こがねいまちあそび」にも石井先生たちは屋台を出した/なぜ屋台を10数年前から実践しているのか/何よりも「人」/血湧き肉躍る体験への渇望感ってある/腹から湧いてくることは何かを大切にしたい/学生たちが何かをやってみたくなった時に、この街がその実践の場になったら/縁側みたいな人/海外に留学するのりでこの街に身体を預けてみる/「実感」って他者がいるからできること/一体、誰が何がこの街の風景をつくっているのか?/良い予感のもとでまずは実践、その後に振り返ってその意味をみんなで考えたい/社会や個人の凝りをほぐせるのがアート/やってみたいに出会える街に、良い出会いの確率を増やしていきたい/これからのフィールドワークや展示ご期待ください!
[update.2021.4.12]

ミュージック:マスター木村

VOL2.都市農地の現実と可能性!?
ゲスト:高橋金一さん(農業人/小金井市農業委員会会長)
高橋金一さんをゲストにお届けします!/自己紹介をするならば、なんでもや「萬屋金之介」の金一さん/小金井市の関野町は地下水脈の重なるすごいところらしい/玉川上水の桜で人を集めて地盤を固めるという、江戸時代のかしこさ!?/小金井周辺を開拓してきた昔の人たちの様子/口噛み酒って知ってる?/”キンプン”って言ってね、肥やしは宝なわけ/土地が機能によって区分されはじめたのは昭和40年代/宅地化の時代/目の前の景色と法制度の関係/見直されはじめている都市農地/実は、小金井公園より狭い小金井市の農地/小金井にある緑は都立公園や大学のものが多いんだよね/地域の小学校の給食に、地域で採れた野菜を/農地の公共性/江戸時代のような小作に戻してもらって、農地の管理人として働けたら/目の前の畑で作られているものが、近所のスーパーで売られていない/「テロワール」というその土地土地のものを楽しむ思想/畑の「生産性」とはいったい何なのか?/畑は福祉や医療にも繋がる場/あくまで街に畑を維持するための不動産業、本当は土いじりをしていたいんです/多様な教育・体験が受けられる街になってほしい/お買い物は投票/社会の基盤をどう守り育むか/走りながら考えてやっていくしかない
[update.2021.3.5]

ミュージック:マスター木村
収録会場:仕立てとおはなし処Dozo

VOL1.市って辻ってコモンズってなんですか?
ゲスト:藤井健志さん(宗教社会学者・東京学芸大学名誉教授)
学芸大学元副学長の藤井先生、観光まちおこし協会のマスター木村さん、とをがのくまいと種生の4名でお届けします!/大学を地域に開こうとされてきた藤井先生/中心から外れた所に辻がうまれる/見たことないものに出会えるところが街なんじゃないか/貨幣経済以前は、お中元の無限ループ!?/見返りを求めずあげられるけれど、なにかは返って来る/メインストリートで叫ぶから意味があるんじゃないか/フリーマーケットには思い出料金ってありますよね/とはいえ、貨幣を否定し続けていると、多文化・多様化を受け入れられなくなる/「あらまほしい」という希望の助動詞/等価交換も代理も代弁も奇跡的/心と心が交流する「辻」や「市」/抽象的なパブリックマインドを持ちながら具体的なCOMMONを大切にする/大事なことはオブラートに包め、でもいい話には気をつけろ/盆踊り、顔隠すという行為は人間じゃないという表れ/共に暮らす横の繋がりの話だけでなく、ご先祖さまや未来への縦の話も/「人間って絶対幸せになるべきだって思う」と藤井先生/知ることと信じること/閉じた社会の怖さ/組織は魔物/「インターネット頭が高いぞ!」/自分は何かの原因になっている、そしてレスポンシビリティーがある/切実なことを話そう、それは国や文化も飛び越える
[update.2020.12.25]

ミュージック:マスター木村
収録会場:KOGANEI ART SPOTシャトー2F